
- お知らせ
- 一般
※検体到着、弊社受⼊後。全ての検体が1箇所採取によるものであること。
※1箇所採取以外の場合は5営業⽇となります。
※1案件(全て1箇所採取の場合)につき20検体(1箇所採取以外の場合は10検体) 以上ご依頼の場合は、10検体毎に1営業⽇分の納期をいただきます。
※50検体を超える場合は、別途調整をさせていただきます。
アスベスト調査分析株式会社【ARA】 調査分析事業部 分析担当です。
分析担当では、引き続き「アスベストの分析方法」について、ご紹介いたします。
アスベスト(石綿)の定量分析の1つに、JIS A 1481-3(X線回折装置法)があります。
定量分析では、物質中に含まれる成分などの量を調べています。
JIS A 1481-3は、X線回折装置を用いて検体中のアスベストの含有率(割合)を調べる分析です。
この含有率は、検量線法という方法で求められます。
より正確な分析結果を得るため、基底標準吸収補正法という方法で補正も行っています。
今回は、これらの方法の中から検量線法についてご紹介いたします。
例えば、リンゴがたくさんあったとします。
たくさんのリンゴを段ボールに分けましたが、いくつ入っているか分かりません。
そのリンゴを1つずつ数えるのはとても大変です。
そこで、リンゴの入っている段ボールの重さから、リンゴの個数を調べてみましょう。
では、どのように調べればよいのでしょうか。
まず、段ボールの中に決まった個数のリンゴを入れ、その重さを量ります。
次に、リンゴの個数を変えて何度か繰り返してグラフを作成します。
すると、このようなグラフが完成します。
完成したグラフをもとに、段ボールの重さからリンゴの個数を調べることができます。
それでは、実際に段ボールの重さを量ってリンゴの個数を調べてみましょう。
段ボールの重さを量ってみると、12.5kgでした。
グラフから読み解くと、リンゴの個数は25個ということが分かります。
このリンゴの個数と段ボールの重さのグラフのように、
異なる2つの単位から作成したグラフの直線を検量線といいます。
段ボールの重さからリンゴの個数を調べたように、検量線を使って調べる方法を検量線法といいます。
以上が、検量線法についてのご紹介でした。
次回は、基底標準吸収補正法についてご紹介いたします。
【ARA】では、JIS A 1481-3による定量分析についても対応しております。
建材中のアスベスト(石綿)の判定についてお困りの際は、ぜひ【ARA】にお問い合わせください。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
皆様の『知りたい』『わからない』に真摯に迅速にお応えできるよう尽力いたします。
ご相談、調査、分析のご下命はアスベスト調査分析株式会社【ARA】まで!
お気軽に0120-766-507までご連絡ください!
東京本社
〒105-0004
東京都港区新橋四丁目27番7号田村町Shinshodohビル4階
仙台支店
〒984-0032
宮城県仙台市若林区荒井一丁目19番地の5
埼玉支店
〒333-0811
埼玉県川口市戸塚ニ丁目2番4号
ワコーラビスタ3階
Tel.048-446-6246
神奈川支店
〒252-0152
神奈川県相模原市緑区乙太井143番地1
大阪支店
〒532-0002
大阪府大阪市淀川区東三国二丁目5番5号
Tel.06-6676-7258
北陸支店
〒920-0381
石川県金沢市中屋二丁目153番地
福岡支店
〒812-0011
福岡県福岡市博多区博多駅前四丁目17番15号MODERN BUREAU博多駅前1002
名古屋営業所
〒450-6321
愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号
JPタワー名古屋21階SPACES内
中部支店/長久手ラボ
〒480-1118
愛知県長久手市横道2005番地
アスベストに関する最新情報を、調査分析の現場からいち早くお伝えします。